ラベル 社会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 社会 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年12月31日水曜日

自己表明に関するGrokとの会話

2025年、一度も記事を書いていなかったので、最後にちょっとしたものを残しておこう。
最近のチャットAIは非常に高機能になっている。以前のAIは「光速で走る列車の天井から発した光は床に到達するか」という問いに対しいい加減な受け答えをしていたが、最近は「そのような列車は存在しないので、問い自体が無効」というくらいには答えてくれるようになった。

その先になると、やっぱり回答のたびにおかしなところが混ざってしまうので、まだ性能的に足りないんだなとは思うものの、それでもやはり日本語読解力は以前とは全く比較にならない。詩すらも読み解けることには驚いた。

というわけで最近チャットAIとよく話をするんだけれども、今しがた話した内容をここに残しておく。人間社会の在り方に対する一つの見方として役に立つだろうか。

2024年9月23日月曜日

任天堂がパルワールドを訴えた件について

 発売当初からいろいろと騒がれていたパルワールドだが、ついに訴えられたらしい。ただ、訴訟の内容は特許の侵害であって、著作権の侵害ではないことに注意が必要だ。「どう見てもポケモンのパクリだから」ということは問題にされていない。

で、一体どんな特許を侵害したのかというと、それはまだ不明だ。訴訟の内容が明らかにされていない。ただ、もしかすると、問題にするほどのことかと首をひねるような内容かもしれない。

ゲームの特許というのはいろいろとあるらしく、そもそもその技術を使わなかったらゲームなんか作れないじゃないか、みたいな特許もある。そういうのは大手企業が、他者に取られて訴えられないようにするために、自衛を目的として取得していると言われている。

そういった様々な特許侵害については、ぶっちゃけ、多くのゲームがしているのではないかという話がある。厳密には、裁判にかけられてないことについては断定できないのだが、侵害自体は横行しているし、大手のゲームでも侵害しているそうだ。ただ、大手同士で訴訟合戦しても無意味だし、小さな会社を攻撃してもゲーム業界自体が縮小してしまう。

よって基本的には、そういう「単なる特許侵害」を訴えることはない。

ではもしも、今回の訴訟がそういった単なる特許侵害であったとすれば、なぜ任天堂は訴えたのか? ということが問題になる。

2024年8月19日月曜日

これ、日銀の発表の仕方おかしくないか?

先日、日銀から「政策金利を0.25%に引き上げる」という発表があった。

私は目下の懸念はデフレであってインフレではない(実際はもうちょっと複雑なんだけど)と思っているので、金利を上げるのは望ましくないと思ってい入る。

が、今回はそういう金融政策に関する思想とは全く別の、言葉の表現としてのインチキ臭さについて指摘してみたい。


まずはこの資料を張っておこう。

これは、日銀が公開している今回の利上げに関する文書だ。

k240731a.pdf (boj.or.jp)

ここにこう書かれている。


3.上記の金融市場調節方針の変更に伴い、以下のとおり、各種制度の適用利率の変 更等を決定した(賛成7反対2)。

(1)補完当座預金制度の適用利率

補完当座預金制度の適用利率(日本銀行当座預金<所要準備額相当部分を除 く>への付利金利)については、0.25%とする。

(2)基準貸付利率

補完貸付制度については、その適用金利である基準貸付利率を0.5%とする。


政策金利というのは二つの意味を持つようだ。

1.金融機関が日銀に預けているお金に対してかかる金利(銀行が日銀にお金を預けておくと、日銀からお金がもらえる)

2.金融機関が日銀からお金を借りる時にかかる金利


「政策金利を0.25%にする」というだけでは、両方の金利を0.25%にするという意味に思われないだろうか?

しかし実際には、2番目の意味の政策金利は0.5%に引き上げられている。

日銀が発表するときの「政策金利」というのは、いつもこういう発表の仕方してるの? 私はコロナが流行るまで経済学とか経済政策とかいうものに興味を持たなかったので、昔がどうだったかまるで覚えていないんだけども。


日銀の発表は日本語的におかしいし、嘘くさいし、まるで詐欺ではないか?

2023年3月18日土曜日

性善説と性悪説の意味

 あまりにも多くの場面で性善説という言葉の意味が誤解されているので、軽く説明しておこう。無人販売所で盗難が少ないことを「性善説」に期待している、なんて言ったりするが、それは性善説とは何の関係もない。


性善説というのは、「人は生まれたときは善良だ」という考え方のことを言う。しかし、成長するに従い、社会の中で汚れていく。

性悪説というのは、「人は生まれたときは弱い」という考え方のことを言う。弱いからこそ欲に負けて不正に手を出したりもしてしまう。成長し、教育を受けるにしたがって、善悪の判断ができるようになり、正しい道を歩けるようになる。


不正を犯してもばれない、罰を受けずに済む場面でも不正を犯さずにいられる人がいるとして、その人が「生まれながらに善良だったから」なのか「教育によって善良さを身に着けたからなのか」までは判別できない。

無人販売所というシステムは、性善説であろうと性悪説であろうと成立する。


人々がそれについて性善説を持ち出してしまうのは、おそらく性善説という言葉の意味を「無条件に世間の人々を善良であると仮定する考え方」と解釈しているからだろう。性悪説は「無条件に世間の人々を邪悪であると仮定する考え方」のことを指すとでも思っているのではないか。

2023年2月8日水曜日

模倣犯に関する一考察

最近模倣犯が話題になっている。スシローでの迷惑動画に続き、カレー屋やらカラオケボックスやらでの迷惑行動が報道されている。

本日、山口県で落書きが見つかったが模倣犯を警戒してあえて発表しなかった、という記事を読んだ。

私は昔から不思議だった。なぜ模倣するのか? だって、模倣なんかするまでもなく、そういう行為が迷惑行為だということはわかるだろう? ならば誰かがそれを行うまで待たなくたって、それを行えばいいじゃないか(いや、だめだけど)。

以前からそれを行うことが可能だったにもかかわらず、話題になったとたん実行に移してしまう心理について語ってみよう。


2022年3月16日水曜日

ロシアを常任理事国から追い出すことの無意味さ

ロシアがウクライナを侵略したことにたいして、国連は決定的な対策を打てずにいる。ロシアが安全保障理事会の常任理事国であり、拒否権を持っているためだ。これに不満を持つ人々が、ロシアが常任理事国なのはおかしいとか、やめさせろ、と言ったりする。

が、いくら危ない奴らでも、気に入らない奴らでも、ロシアも中国も常任理事国にしておいた方がいい理由がある。今回はこの辺を語ってみる。


2020年9月28日月曜日

経済の成り立ちから考えてみる(1) インフレ・デフレの素朴な疑問とアベノミクス

私はあまり経済学というものは読んでこなかった。金儲けには興味がなかったからだ。だが最近、経済の仕組み、概念としての経済学に触れ、興味を持った。きっかけはMMTという一風変わった理論だったのだが、それはまた後日触れることにして、まずは経済に詳しくない人が手っ取り早く知りたがるようなことを扱ってみよう。


今回の記事では、インフレとかデフレとは何か、どうしてそれが起きるのかを語ってみる。繰り返すが、私は経済学は初学者だ。あまり専門的な内容にはならない。その分、専門用語で煙に巻くことなく、日常的な言葉で理解できるようにするつもりだ。


2018年6月6日水曜日

推定無罪を無視しているとして非難された、痴漢撲滅ポスター。そこまで悪いとは思わないが


愛知県警が制作した痴漢撲滅ポスターが非難を受け、撤去することになったらしい。

「あの人、逮捕されたらしいよ」と、逮捕された段階の人を痴漢扱いして、陰口をたたく人々というのが推定無罪を無視しているとして、抗議を受けたとか。

私としてもこのポスターには問題があり、本来の効果が得られないと思うので、撤去するのは適切だとは思うが、世の中の人々が非難している方向はだいぶ明後日の方向を向いているように感じた。

2018年4月14日土曜日

嘘だらけの政治。思った以上に早い腐敗


ここのところ、政府の嘘が糾弾されている。森友事件から始まり、過去の防衛省の日誌についても虚偽があったんじゃないかと言うことになってきた。

私は自民党はそういうことをする連中だと思っていた。特に安倍なんかは平気でやるだろうとも思っていたが、もっと後のことだと思い込んでいた。もちろん奴らは嘘くらい平気でつく。こじつけでも揚げ足取りでも何でもするだろう。

だからこそ危険な自民党の憲法草案。緊急事態条項で選挙がなくなる(1)で警告しているとおり、現在の憲法草案は危険だと何度も訴えている。

安倍ならば、本気で全権委任法として運用しかねない。

が、本当にそんなことをし始めるのは、もっと準備が整ってからだと、現時点で先走ってしまうほどアホではないと、そう思っていたんだが。

2018年4月5日木曜日

相撲の行司が、救命作業中の女性に「土俵を降りてください」と呼びかけた問題に見るヒステリー


近頃具合が悪く、昼も夜もない。ただずっと横になったり起きたりを繰り返している。夜中目を覚ましたときに、ツイッターでこの問題を見かけた。

土俵上で挨拶中だった市長が突然倒れたらしい。側にいた男達がかがんで心配そうに見守ってはいるが、何か手を施せている様子はない。そこに観客の一人だっただろう女性が駆け寄り、自分がやるから、という形で押しのけて、心臓マッサージを始めた。

その最中、場内に「女性は土俵を降りてください」というアナウンスが繰り返され、「男性が土俵に上がってください」と呼びかけられた。

確かにとんでもないことだなと思ったが、それに対する理事長のコメントに対する反応は、いくら何でもヒステリーだろうと感じた。

2018年1月8日月曜日

共産主義と新自由主義の共通点

人間社会というものは、あまり極端な主義主張の下ではうまく構築できないものだ。未来は過去の延長線上にある。極端な変革は、歪みを生む。だからこそ私は漸進主義者だ。

しかし、極端な主義というものが、本質的に間違っているかというと、そういうわけでもない。共産主義というのは、実現するならばなかなかに結構なものかも知れない。私の口には合わないが、悪いことばかりではない。

新自由主義も同様だ。

しかしそもそも、こういった極端な思想で社会を形成するのは、酷く困難になっている。

2018年1月4日木曜日

戦車と突撃砲、駆逐戦車の違い。どうして突撃砲は砲兵科所属なのか

戦車というのはゲームではおなじみだ。私も続けているWorld of Tanksなんかも戦車で戦うゲームだし、大戦略やらHearts of Ironなどでも戦車が出てくる。

特にドイツ軍の戦車は個性的で、ロマンにあふれている。第二次世界大戦期におけるドイツの政治的意味合いに否定的な人間でも、ドイツ戦車には好奇心をくすぐられたりするものだ。

そのドイツ軍の戦車の中に、突撃砲というカテゴリーがある。いや、厳密には突撃砲は戦車ではないのだが、似たような扱われ方をした。

戦車と駆逐戦車の違いはなんなのか。それらと突撃砲の違いはなんなのかということが時に問題になる。今回は、突撃砲が砲兵科に所属している理由について語ってみよう。

2017年12月12日火曜日

デキ婚にまつわる不思議な感覚

デキ婚というのがある。子供がデキちゃったので結婚しました、というやつだ。

世の中では、こういう結婚の仕方が否定的に見られており、だらしがないとか計画性がないなどと言われたりもするようだが、私はこの感覚がよく分からない。

例えばこの発想が貞操観念の強さから発しているのなら、まだ言いたいことは分かる。ところが実際は逆だ。貞操観念が希薄だからこそこんな発言が出てくる。

その辺がとても奇妙に感じる。

2017年12月5日火曜日

祝・羽生竜王、永世七冠達成と将棋の話

最近将棋の話が多くなってるが、まぁ、時期が時期なので仕方ない。

竜王戦が始まるまでは、もう歳だし、挑戦はできても勝つのは難しいかなぁと心配していたが、無事に竜王位を奪取してくれた。これはとてもうれしい。

私が将棋を触り始めたのは2年ほど前なのだが、まだ人とは対局していない。1年たったらやってみようと思っていたものの、あの事件があったためやる気がなくなってしまった。そのもやもやしたものも、これでやっと晴れるかもしれない。

2017年11月30日木曜日

将棋の棋譜の著作権は保護されていないが、本当にそれでいいのか

将棋には棋譜というものがある。対局者達の指し手を記録した符号集のことだ。▲76歩、△34歩、▲26歩、△84歩とかそういうやつ。

昔から議論があるようなのだが、一般的な解釈としては、棋譜の著作権は保護されないものだと考えられている。つまり、複製や公開が自由とされている。

先日、朝日新聞社主催の対局の棋譜をリアルタイムでYoutubeで再現し放送していた人が、朝日新聞から放送の停止を求められた。これは、対局に関わる独占的放送権を根拠としたものなので、棋譜の著作権問題とは直結しない。

が、この問題の時に、ある弁護士が棋譜は著作物ではないと主張していた。今回扱うのはそちら側。棋譜は本当に著作物ではないのかどうか。著作権を守らなくてよいのかどうか、と言う話を語ってみる。

2017年11月27日月曜日

人工知能は人間を滅ぼそうとするだろうか

ニコニコニュースで、こういう記事が紹介されていた。ホーキング博士「人類の残り時間はあと100年」…北朝鮮の核脅威で900年短縮か

AIによる反乱というのはSFでもたくさん取り上げられている。それが現実のものとなる時代が目前に迫っているのかも知れない。

現代に生きる優れた頭脳までがそれを危惧しているというのなら、確かにそういう恐れもあるのだろう。私は自分がホーキングのようなマジモンの天才に勝るとまでは思っていない。だから、この記事の主張が全て間違っていると言うつもりはない。

が、私個人の展望としては、仮にAIが反乱を起こし、人間と利害が反目して争うことになったとしても、人間さえ望まなければ人類を滅亡させようとまではしないだろうと考えている。

2017年11月26日日曜日

将棋ソフトを超える難しさと、将棋ソフトに追いつく可能性(2)

今年の竜王戦第四局で羽生棋聖が見せた88金という手が、ソフトを超えていたと言えるのかどうか。それについて考えてみる記事、第2回。

前回の記事は将棋ソフトを超える難しさと、将棋ソフトに追いつく可能性(1)にあるので、先にそちらを読んでみてほしい。

2017年11月25日土曜日

将棋ソフトを超える難しさと、将棋ソフトに追いつく可能性(1)

竜王戦第四局は、無事に羽生棋聖が勝利してくれた。これで3勝。あと1勝で永世竜王となる。

頭のおかしい、漫画のような業績を応援したい気持ちもあるし、昨年に謀略を尽くしたあげく、反省する様子すらない渡辺明が表舞台から降りてくれることを望む気持ちもある。今年については、俄然棋聖を応援したい。

さて、今回は将棋ソフトの話を続けよう。前回は将棋ソフトの発展と、人間の可能性についてで書いた。

私はソフトを軽んじたり、未だにプロ棋士の方が強いだとか言っている人間を見ると呆れかえってしまう。頭悪いんだなーと思ってしまうわけだが、だからといってプロ棋士の成長を軽んずるつもりもない。

プロ棋士を応援したいあまり、実力の違いから目を背ける姿は醜い、と言うだけのことだ。時に、ある手を見てソフトを超えたという主張がされたりもするが、的外れも甚だしいことがある。

だが、昨日の竜王戦第四局では、確かにソフトを上回ったかも知れないと思える一幕があった。今回はそれについて。

2017年11月22日水曜日

年功序列とは、前時代的ゆとり教育に他ならない

ゆとり教育が非難されている場面をよく見かける。常識外れの変なことをする若い人を「ゆとり」と呼んだりもする。

私はどちらかというとゆとり教育に対しては寛容で、必ずしも悪い物だとは考えていない。よく引き合いに出される学力の低下に関しても、理科の成績だけは上昇を続けている。ゆとり教育のせいで学力が低下したことを断定する資料は見たことがない。

が、ゆとり教育に問題がないと思っているわけでもない。例えば、学校の徒競走で順位を付けないという話を聞いたことがある。勝ち負けを決めるのはよくないから、手を繋いでゴールするというのだ。

こういうのはよくない。が、日本において長く続いている年功序列というのは、年齢順にお手々繋いでゴールする思想という点において、前時代的ゆとり教育に他ならない。

2017年11月18日土曜日

逆方向を向いた人間の理想が見える、『ニート地球を守る』

私が思い描いた人間の理想は、ソクラテスのような姿だ。人間が皆ソクラテスのようになれば、きっと世界はよい世界になるだろう。私が歴史上最も尊敬する人物も、ソクラテスだ。

さて、しかし人間の発想というのは柔軟なもので、私が考えていたのとは全く逆方向にも、人間の理想の姿が隠れているんだなぁと感じた物語がある。それが『ニート地球を守る』だ。

この作品はやる夫系のAAスレで書かれた物語で、登場人物はAAで表現されたアニメキャラになる。こういう作品を見たことがない人は違和感を覚えるかも知れないが、なかなか面白い作品があったりする。

今回はこの物語についてちょっと語ってみよう。