2018年7月8日日曜日

Steel Panthers World at War : キャンペーンのアップグレードルール


ダスライヒキャンペーンをクリアしたので、今度はスターリングラードキャンペーンをやってみることにした。たしか、まだクリアしたことはない。ママエフクルガンの攻略戦のいくつか先くらいで力尽きた気がする。

今回も煙幕は砲撃要請のみでやってみることにする。この制限はもう自分の中では当たり前になってしまった。

しかし、今までどうしてもすっきりとしなかった問題がある。キャンペーンにおける、コア編成だ。どうしても、有利不利を考えると嘘くさい編成ではじめることになってしまうんだが・・・その解決策を思いついた。

SPWAWキャンペーンの構造的欠陥


このゲームのキャンペーンでは、1面をクリアするごとにポイントがもらえ、それを使って修理やアップグレードを行う。しかし、ユニットの回復と変更は出来ても、追加は出来ない。これが問題だ。

最終的な有利不利で言えば、出来るだけたくさんの部隊を擁した強力な編成が望ましい。そのために、あとで別なユニットに変更することを前提とした、種ユニットを用意しておくのが定跡だ。

だから全く役に立たない馬車(たたないことはないが)なんかをたくさん買っておいて、あとで戦車にしたりする。そうすれば戦車部隊が増強できる。でも、そういうのって何かなーってずっと思ってきた。

思っては来たが、どうしようもなかった。総ユニット数を制限することは出来る。nユニットしか編成しないと決めてしまえば、そこまで無駄に増量する意味がない。でも、じゃあ何ユニットに決めればいいんだ? キャンペーンの中身を全部知っていれば、このくらいが適量かなというのが分かるかも知れないが、やってみるまでは分かるわけがない。

前回のダスライヒキャンペーンでは、推奨編成を出来るだけ厳しく守り、あえて少ユニットにした上で、兵科適正の一致するユニットにしかアップグレードしないというルールを設けた。推奨編成が具体的に決まってるキャンペーンなら、これでもいい。

が、ほとんどのキャンペーンはそこまで指定されていない。だいたい、「これとこれは買ってね。あとは好きにしていいよ」という感じだ。

だから結局、あんまりインチキくさい編成は避けよう・・・という、アバウトで空気を読むような心がけで対処してきた。でも、私は縛りプレイというのは、出来るだけ明確なルールが好きだ。解釈を行わなければいけない縛りは、可能な限り避けたい。

アップグレード数制限ルール


そこで、解釈の余地なくこの問題を解決し、かつ、多くのキャンペーンに適用可能そうな縛りを思いついた。

それが、アップグレード数の制限だ。

つまり、1シナリオごとにアップグレードできるユニット数を制限してしまえばいい。具体的には、DVを取ったら2ユニット。MVなら1ユニット。Draw0

アップグレードしたいユニットは多い。歩兵も強化したいし、軽迫は中迫や自走砲に変えたいし、私はコアのMMGに価値を見いだせないから、一般歩兵にしてしまいたい。新型戦車が出てきたら導入したくなるだろう。

そんな中で、アップグレード前提の馬車をたくさん用意しておいた所で、その馬車を1シナリオに最大で2ユニットずつしかアップグレードできないのだとしたら、それはあまり有効ではない。

無駄、とまでは言わない。旧式戦車を新型戦車に変えるより、旧式戦車を保有したままで、新型戦車を新調する方が、戦力は増強されるだろう。

しかし馬車といえどもタダではない。将来的にユニットを追加するために、現在のユニットを旧式に抑えてまでやることではないだろう。余ったポイントで種ユニットを買うくらいはするが、種ユニットのためのポイントを余らせようとまでは思わないことが多いんじゃないか。

戦ってないユニットの経験値は上がりづらいこともあり、経験値の低い新型ユニットより、経験値の高い新型ユニットが欲しくなるというのもある。

また、DVMVの価値に差が付くのもよい。活躍したらご褒美をもらえるというのは自然な流れだ。しかも、DVを取れば部隊が強化されてなおさらDVが取りやすくなる。DVが取れないと部隊が強化できないから、よけいにDVが遠ざかるという、DVスパイラルが発生する。

いつもにもましてDVを取りたくなるじゃないか! というわけで次回は煙幕制限と共に、このアップグレード制限でスターリングラードをプレイしようと思う。

編成予定表


まだ始めていないのだが、初期編成はこんな感じを予定している。

1*司令部
1*FO
4*中迫撃砲
1*補給車
1*スナイパー(補給車予定)
3*歩兵小隊(SMGMG42、軽迫装備)
1*工兵小隊(MG42装備)
3*特殊部隊
10*三突(半分エリート)
4*騎兵
3*オートバイ

51ユニット。

ダスライヒは38ユニットだったからだいぶ増えたが、スターリングラードキャンペーンの編成としては、多い方ではないだろう。

装備の更新に時間がかかることを踏まえ、出来るだけ即戦力になるユニットを選んだ。いつもだったら歩兵は絶対SMG装備型なんか選ばない。どうせすぐにSS歩兵に変えるんだから。

最初からSS歩兵を選ぶのはさすがに無理だった。いくら何でも高すぎる。上記編成でも、補給車二つ欲しいけど、どうしても工面できなかったのでこうなったし、本当は対空車輌なんかも1個小隊くらい欲しかった。

まぁ、全部は買えないので、そのあたりはサポートポイントで何とかしようと思う。

なおアップグレードの予定は、スナイパーを補給車に変える以外には、歩兵小隊のMG42SS歩兵に。軽迫を自走砲に。工兵小隊のMMGと工兵部隊を、火炎放射工兵に。

このあたりは早めに済ませてしまいたい。これだけでも11ユニット。最速で6面かかる。また、中迫も自走砲に変えたいし、一般歩兵もSS歩兵にパワーアップさせたい。ティーガーが登場したら、三突はお払い箱だしと、そう考えるとさらに26ユニットのアップグレードが必要だ。最速13面。

あわせると、アップグレードの完了に19面を要する。つまり、もうキャンペーンの終了間際だ。たしか、スターリングラードキャンペーンは、全20面程度だったはず。

というわけで、最初から最後まで使い続けられるようなユニットを購入しておく必要が生じている。これにより、無駄な種ユニットを買う必然性が減少しているのは間違いないだろう。

おそらくはロシアンスティールや、ロングロードキャンペーンなど様々なキャンペーンで、この縛りはゲームバランスを守ってくれるのではないかと期待している。



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