新しくなったステラリスについて。基本システムの解説を書いたので、今度はちょっとした戦略について。
2018年12月12日水曜日
ステラリス2.2.1について(1)-システム
つい最近ステラリスに大規模アップデートが来た。ちょっとしたバージョンアップに留まらない、根本的なシステムから作り替えた、ステラリス2といってもいいくらいになっている。2.0の時も大きく変化したので3といってもいいのかも。
あまりにも変わりすぎていたため、最初はよく分からなかった。内政システムはVictoriaに似た感じになっており、かなりややこしく感じた。が、まぁ、分かってしまえばそれほど複雑ではないのかも知れない。
ひとまず難易度元帥で異次元さんをひねり潰したので、がらっと変わったシステムについて基礎的な説明をしておこう。
ちなみに私が入れているDLCはリヴァイアサンとアポカリプスだけであり、新しいメガコープも入っていない。
2018年10月29日月曜日
DOTA2-低レートのLichから考える、サポートヒーローのあり方
DOTA2は細々と続けている。下手くそすぎて全然勝てないから、数ヶ月の休止を挟みつつ、ときどき復帰したりする。あまりにも勝てなさすぎて、私より下手な人はいないんじゃないかと悩んでいた。
それが突然、ちょっとした意識の変化だけで、12勝1敗という好成績をはじき出した。もちろん、こんなものは偶然そうなっただけとも考えられる。が、はっきりとした差も感じられたので、低レートにおけるサポートヒーローとはどういうものなのかを書いておきたい。
2018年10月15日月曜日
Hearts of Iron 4 バージョン1.5.4。ベリーハード、ドイツ戦略・改
以前、1.5.1時代にドイツ戦略を書いた。しかし、いつの間にかバージョンが1.5.4までなっていて、だいぶイギリスが強化されたようだった。
難易度ノーマルであれば以前の戦略でも同じようにイギリスを攻略できたのだが、ベリーハードにしてしまうと、どうにもドーバーが渡れない。そこで試行錯誤してやっと連合国とソ連を下すことが出来たので、改良版の戦略を書いておこう。
なお、基本的には前回と似ているので、1.5.1ドイツ戦略(1)と1.5.1ドイツ戦略(2)にも目を通しておいて欲しい。
なお、現在もDLCはなにも入れてない。
2018年10月12日金曜日
将棋倶楽部24に見る、レーティングデフレの二つの意味と原因
久しぶりにDotaをやってはみたものの、なんかさっぱり勝てない。前よりうまくなった感じはするがちっとも勝てないので、個人プレイが出来る分マシだろうと言うことで、将棋を再開した。ずっと将皇将棋をプレイしてきたが、K将棋の最新版をもらってきた。
前のバージョンでは一番弱いはずの初級でもほっとんど勝てなかったが、さすがに30段階もLvが用意されていれば、下の方には勝てるようだ。今のところ10Lvあたりで勝ち負けになっている。
さて、そろそろネット対戦にも手を出すかどうか悩みつつ、将棋倶楽部24に登録しようかどうか考えている。しかし24はなにしろレベルが高く、低級でもクソ強いと評判だ。やっぱり尻込みしてしまう。
相当な程度にレーティングがデフレしているらしい。そこで、今回はレーティングはどうしてデフレするのか。レーティングのデフレとはどういうものなのかを書いてみたい。
2018年7月19日木曜日
Steel Panthers World at War スターリングラードキャンペーンは投了
くっそ暑いのを我慢しながらも続けていたスタグラキャンペーンだが、私には合わないので終盤まで来たものの、投了することにした。
22面を終えた段階で16部隊を失い、修理費は50円。これじゃ部隊が回復しないよ! という問題はあるが、それはまぁいい。敵が航空機8機持ってて修理費50円というのはあり得ない。多分、修理しきれないで進めるのを前提にしたバランスなんだろう。
多少気にくわない所はあるが、ゲームバランスとしてはそれほど悪いものではない。私もどちらかというとマゾゲーマーだから、そういうのは我慢できる。
が、作者の設計思想とでも言うものが、私には我慢が出来なくなった。
2018年7月8日日曜日
Steel Panthers World at War : キャンペーンのアップグレードルール
ダスライヒキャンペーンをクリアしたので、今度はスターリングラードキャンペーンをやってみることにした。たしか、まだクリアしたことはない。ママエフクルガンの攻略戦のいくつか先くらいで力尽きた気がする。
今回も煙幕は砲撃要請のみでやってみることにする。この制限はもう自分の中では当たり前になってしまった。
しかし、今までどうしてもすっきりとしなかった問題がある。キャンペーンにおける、コア編成だ。どうしても、有利不利を考えると嘘くさい編成ではじめることになってしまうんだが・・・その解決策を思いついた。
2018年7月7日土曜日
Steel Panthers World at War : ダスライヒキャンペーンをクリアした
事実上の日本公式サイト、通称司令部を久しぶりにみてみたら、新しいOSでも動作がおかしくならないパッチが紹介されていた。
そこで、ひさしぶりにSPWAWをはじめたわけだが・・・やっぱりこのゲームは面白い。一度クリアしたことのあるキャンペーンだというのに、夢中で遊んでしまった。
自分では途中までしかやってないつもりだったんだけど、どうやらクリア済みだったらしい。こんな長いキャンペーンを二回もクリアした人は、そんなに多くはないだろう。まぁ、今回は縛りプレイだから、前回とはだいぶ違う戦い方をしたはずだけど。
2018年6月6日水曜日
推定無罪を無視しているとして非難された、痴漢撲滅ポスター。そこまで悪いとは思わないが
愛知県警が制作した痴漢撲滅ポスターが非難を受け、撤去することになったらしい。
「あの人、逮捕されたらしいよ」と、逮捕された段階の人を痴漢扱いして、陰口をたたく人々というのが推定無罪を無視しているとして、抗議を受けたとか。
私としてもこのポスターには問題があり、本来の効果が得られないと思うので、撤去するのは適切だとは思うが、世の中の人々が非難している方向はだいぶ明後日の方向を向いているように感じた。
2018年5月19日土曜日
ゆとり教育非難と、ことさらに競争を煽り立てることについて
ゆとり教育というものが非難されて久しい。ゆとり世代などといって馬鹿にする人々もいる。
しかし、ゆとり教育のせいで学力が低下したことを証明する資料は存在していない。むしろ、ゆとり教育実施以来、理科は得点の向上を続けていたりする。
それでもゆとり教育を非難したがる人々は、自分たちに都合のいいデータだけを取り出すわけだが、その非難の根拠の一つに「お手々を繋いでゴールする」事が含まれる。
学校の徒競走などで、勝ち負けを決せず、みんなで一列になってゴールするような指導が存在するらしい。このような指導方法が非難され、もっと競争社会の厳しさを教えるべきだという主張がなされる。
私はこれは、部分的には正しい指摘だと思っている。しかしながら、ことさらに競争を煽り立てることはやめた方がいいと考えている。
2018年4月14日土曜日
嘘だらけの政治。思った以上に早い腐敗
ここのところ、政府の嘘が糾弾されている。森友事件から始まり、過去の防衛省の日誌についても虚偽があったんじゃないかと言うことになってきた。
私は自民党はそういうことをする連中だと思っていた。特に安倍なんかは平気でやるだろうとも思っていたが、もっと後のことだと思い込んでいた。もちろん奴らは嘘くらい平気でつく。こじつけでも揚げ足取りでも何でもするだろう。
だからこそ危険な自民党の憲法草案。緊急事態条項で選挙がなくなる(1)で警告しているとおり、現在の憲法草案は危険だと何度も訴えている。
安倍ならば、本気で全権委任法として運用しかねない。
が、本当にそんなことをし始めるのは、もっと準備が整ってからだと、現時点で先走ってしまうほどアホではないと、そう思っていたんだが。
2018年4月5日木曜日
相撲の行司が、救命作業中の女性に「土俵を降りてください」と呼びかけた問題に見るヒステリー
近頃具合が悪く、昼も夜もない。ただずっと横になったり起きたりを繰り返している。夜中目を覚ましたときに、ツイッターでこの問題を見かけた。
土俵上で挨拶中だった市長が突然倒れたらしい。側にいた男達がかがんで心配そうに見守ってはいるが、何か手を施せている様子はない。そこに観客の一人だっただろう女性が駆け寄り、自分がやるから、という形で押しのけて、心臓マッサージを始めた。
その最中、場内に「女性は土俵を降りてください」というアナウンスが繰り返され、「男性が土俵に上がってください」と呼びかけられた。
確かにとんでもないことだなと思ったが、それに対する理事長のコメントに対する反応は、いくら何でもヒステリーだろうと感じた。
2018年3月22日木曜日
2018年3月17日土曜日
Hearts of Iron 4 バージョン1.5.1。ベリーハード、ドイツ戦略(1)
ステラリス2.0.1はだいたい慣れてしまった。狂気でもヌルゲーに感じたので、もうちょっと調整されるまで寝かせることにした。そして始めたのが、HOI4。こちらも、最近大規模なアップデートがあり、がらっとバランスが変化した。
私はほとんどドイツでしかプレイしていないが、以前のバージョンでは難易度最高(といっても一段階上までしかなかった)でも、余裕でソ連に勝利できた。が、今回は違う。
最初にベリーハード(新しく実装された、二段階上の難易度)でプレイしたら、なんとフランスに止められてしまった。これは手強いぞと、ノーマルから始め、ハード、ベリーハードと順番に挑戦した。
やっとベリーハードでソ連に勝利したので、それを元に新しいドイツ戦略を解説してみよう。
2018年3月6日火曜日
ステラリス2.0.2。大帝国のススメ
だいぶ新しいステラリスにも慣れてきた。とても難しい難易度でやってみたけど、さくっとコンティンジェンシーをつぶすことができた。
コンティさんはプレスリンと比べると圧倒的に強い。プレスリンとの戦いはあまり消耗しなかったが、コンティは戦うたびに補充が大量に必要になる。あの強さの源はどこにあるのだろうか。
だが700Kの戦力で待ち構え、十分なセクター貯金もあれば、負けることはあり得ない。勝敗としては、当たり前のように勝ってきた。
さて、私は序盤からひたすらに拡張を目指す。その方が有利だと確信しているからだ。
しかし、人によっては研究や伝統のペナルティを恐れて領土を狭くした方が得になると考えている節がある。
そういう考え方が通用する場面が全くないとは言わないが、普通にプレイする上では悪手でしかないことを解説してみよう。
2018年3月3日土曜日
ステラリス2.0の雑感。特性について
ひとまず一回クリアした。二度目の挑戦だった。精神権威でやったときは、仕様の理解不足にたたられ、コンティンジェンシーに投了した。
しかし次、精神排他でのプレイでは、600Kの戦力でプレスリンを片付けた。汚染された惑星0での決着。
維持費がきつくなり、大艦隊を維持しづらくなったとは言うが、まだまだクライシスをひねり潰せてしまう。そもそも、2400年になるまでに勝利条件を達成できてしまうので、まだぬるいのかも知れない。
精神排他が強すぎる可能性もある。
さて、今回の雑感は、一度クリアしてみた視点からの、特性の価値について。
2018年3月1日木曜日
ステラリス2.0。結晶鍛造装甲の罠
あ、えっと、ステラリスの記事ばっかで悪いんだけど、もうちょっと書くことがあるんだ。特性の話とかも書きたいし。面白くてさ、毎日やってるから、ついいろいろ書きたくなるんだよ。ほら、時間なら腐ってるし。
さて、今回は防御パーツの一つである、結晶鍛造装甲について。スペック的には相当強そうで、しかも序盤に取れる。これさえあればシールドも装甲もいらないんじゃないかと思ったけど、全然そんなことがなかったという話。
2018年2月28日水曜日
ステラリス2.0でミサイル復権? ぶっちぎりで強いかも?
ダメージがシールドと装甲に同時に与えられるものだと解釈していた。ところが、そうではないらしい。だとすれば特化武装は悪手ではなくなる。その点については、その記事のコメントで補足した。
が、それだけでは留まらない。シールド、装甲、船体の順に破壊していく仕組みなら、シールド貫通はあっても無駄な特性とは言えなくなる。すると、ミサイルの復権が見えてくる。実際、計算上はぶっちぎりで強いように見える。
2018年2月27日火曜日
ステラリス2.0の雑感。志向について
チェリイという大規模アップデートによって別ゲーと化したステラリス2.0についての感想を書いてみたい。
今回の変更を気に入っていない人もいるようだが、一部分の不便さを除けば、私としてはいい調整をしたと感じている。
なお、私が導入しているDLCはリヴァイアサンとアポカリプスだけ。ユートピアとシンセティックドーンは入れてない。
2018年2月25日日曜日
ステラリス2.0。チェリイアップデートの感想と、戦略
ステラリスの大型アップデートがついにきた。前情報を読む限り、かなり様々な要素が変更されるようで楽しみにしていた。
同時に新DLCが発売されたわけだが、ひとまずそれはなしでやってみた。結局のところ新DLCはあった方がいいなと感じたので、買うことになるだろう。
2018年2月20日火曜日
間違いが証明できないことは、正しいことが証明されたことにはならない(2)
間違いが証明できないからといって、その考え方が正しいとは言えない、という話をした。しかし、似たような考え方に、このようなものがある。
「俺様の主張の正しさが証明できないとしても、俺様はお前よりはこの分野について詳しい。だから、お前はこの件については俺様の主張を受け入れなければならない」というものだ。
つまり、真偽は不明だとしても、より詳しい人物の主張は受け入れるべきだ、ということだ。このような主張は、半端に詳しい人が好むように感じているが、もちろんこのような言い分を認める必要はない。
2018年1月21日日曜日
テレビを見なくなって久しいが、プリズンブレイクが面白かった
私は普段テレビを見ない。もう20年くらい経つだろうか。デジタル放送になるよりだいぶ前から見なくなっていた。
最初の頃は、年に一度も見ないというわけでもなかった。年末年始の特番くらいは見ていた時期がある。
だからか、アベマTVというものがあるのを知ったのも、半年くらい前だった。将棋番組を見たり、アニメを見たり、アルフを見るようになった。
で、最近プリズンブレイクという海外ドラマを見た。なんか、すごく面白い。よくこんなにいろいろイベント起こせるなと。脚本家がかなり頑張ったんだろう。
というわけで今回の話は、本作品の第9話でふと感じたことについて。
2018年1月16日火曜日
間違いが証明できないことは、正しいことが証明されたことにはならない(1)
時折、人々の言い争いを見ていると、不思議な論法を目にすることがある。これもその一つ。
「俺様が間違っているというのなら証明して見せろ。何? できない? そりゃそうだろ、俺様のいってることは正しいんだからな」というやつだ。
本気でこのような主張をする人は、かなりあれな人ではあるが、この論法がどうしておかしいのか、そのあたりを語ってみよう。
2018年1月8日月曜日
共産主義と新自由主義の共通点
人間社会というものは、あまり極端な主義主張の下ではうまく構築できないものだ。未来は過去の延長線上にある。極端な変革は、歪みを生む。だからこそ私は漸進主義者だ。
しかし、極端な主義というものが、本質的に間違っているかというと、そういうわけでもない。共産主義というのは、実現するならばなかなかに結構なものかも知れない。私の口には合わないが、悪いことばかりではない。
新自由主義も同様だ。
しかしそもそも、こういった極端な思想で社会を形成するのは、酷く困難になっている。
2018年1月4日木曜日
戦車と突撃砲、駆逐戦車の違い。どうして突撃砲は砲兵科所属なのか
戦車というのはゲームではおなじみだ。私も続けているWorld
of Tanksなんかも戦車で戦うゲームだし、大戦略やらHearts
of Ironなどでも戦車が出てくる。
特にドイツ軍の戦車は個性的で、ロマンにあふれている。第二次世界大戦期におけるドイツの政治的意味合いに否定的な人間でも、ドイツ戦車には好奇心をくすぐられたりするものだ。
そのドイツ軍の戦車の中に、突撃砲というカテゴリーがある。いや、厳密には突撃砲は戦車ではないのだが、似たような扱われ方をした。
戦車と駆逐戦車の違いはなんなのか。それらと突撃砲の違いはなんなのかということが時に問題になる。今回は、突撃砲が砲兵科に所属している理由について語ってみよう。
2018年1月2日火曜日
中学生レベルの数学解説。かけ算の分配法則はくっそ便利
いやぁ、先月はほとんど書けなかった。前半にゲームをやりすぎて、後半にやらないといけない作業を溜まらせてしまった。今年はそういうことのないようにしたい。
さて、昨年は統計についてちょっとした解説を書いた。今年は、数学や論理学についても同様に初学者向けの記事を書いてみたい。
というわけで、本年一つ目の記事は数学について。
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