2018年12月12日水曜日

ステラリス2.2.1について(2)-初期戦略


新しくなったステラリスについて。基本システムの解説を書いたので、今度はちょっとした戦略について。

人口は力


以前から人口は大事だった。だから私はいつも受容主義で、難民を歓迎してきた。今回は仕事枠をPOPが超えてしまうと犯罪の温床になったりするが、関係ない。序盤は仕事を用意できるし、終盤はちょっとくらい失業者がいても大勢に影響しない。序盤に優位を築けばあとは一直線だ。

しかし特性の素早い繁殖者は値上がりしてしまった。さすがに2ポイント使ってまで取るべき特性かどうかは悩む。

が、今回は優れたディシジョンが用意されている。惑星画面の右上のディシジョンボタンから、食料1000を消費して、人口増加速度+20%を得られる。序盤の惑星は常時この効果を得られるように仕様。

そのためには、月間食料増加量は、所有惑星数*10くらいが必要だ。ディシジョンの効果期間は約10年。1年あたり100の食料を使うわけだから、毎月10の食料が増えれば惑星一つでずっとディシジョンが使えることになる。

が、惑星が増えてくると、だんだんめんどくさくなってくる。仕方ない。仕様です。マイクロマネジメントを減らすための変更だとは思うけど、結構マイクロマネジメントが残ってしまっている。もうちょっと抽象化してくれてもよかったと思う。

また、食糧政策でも、食料消費量を上げる代わりに人口増加速度を上げることが出来る。POPが増えすぎるまではこれが鉄板だろう。

母なる鉱物


合金が大事なゲームになった。星系基地を作るにも植民するにも、船を作るにも、とくかく合金を使う。合金isゴッド。合金を征すものがステラリスを征す。そして合金は、鉱物を変換して作る。

しかし研究も必要だ。研究を進めないと増えた人口を活用できない。研究は消費財を消費して作る。そして、消費財工場は鉱物を消費する。

伝統も大事だ。ユートピアを持っていない私は、アポカリプスの時のアップデートで基本仕様になるまで、アセンションパークなしでプレイしていた。今ではもう考えられない。56年に一つくらいは伝統を進めたい。が、統合力もまた消費財を変換することになる。

つまり、合金と研究と伝統は鉱物から生まれることになる。区画を拡張するにも、施設を作るにも鉱物を使う。鉱物は全ての母と言えるだろう。だからまずはとにかく鉱物を集める。呪文のように唱えながらひたすらに鉱物を集めるべし。

いや、言い過ぎた。そんなに鉱物ばっかり集めても仕方ない。もっとバランスよく開発した方がいい。

なぜか?

どのみちバランスを取る必要が出てくるからだ。出来るだけ早く合金工場を増やした方がいいだろう。領地を広げるにもコルベットを作るにも必要になる。初期の一つだけでは全然足りない。しかし、なかなか施設の枠が増えない。増やしたくても限度がある。

植民惑星を増やすことで枠を増やすことは出来るが、それだってかなりの時間を要する。結局のところ、最序盤に鉱物だけを狙い撃ちして増やしまくっても、それを使う場所がない。

鉱物がいくらあっても足りなくなるのは、惑星が増え、人口も増えてきた頃だ。この頃になると、失業者が出そうなほど、施設を作る鉱物に事欠くかも知れない。その時期というのは230年先・・・だったと思う。

そして、その頃になると消費財も食料もエネルギーも足りなくなってくる。結局、鉱物だけでは回らない時期にもなっている。そのため、無理して鉱物だけに偏らせる必要は感じなかった。ただし、鉱物が全ての母であることは確かなので、鉱物を優先するのは大事だ。

序盤向き・・・? の特性


比較検討したわけではないので、これが本当に他の組み合わせよりも序盤を優位にするかは分からないが、今回プレイした特性は序盤から役立ったようには感じている。

お気に入りだった素早い繁殖者が値上がりし、カリスマの効果が変わってしまった。そこで今回はリーダー強化三点セットを買ってみた。

利口 リーダーのスキル上限+1
有能 リーダーのスキル獲得+25
不滅 リーダーの寿命+20

研究者や総督のスキルが上がりやすくなるわけで、ちょっとずつではあるけれども、最初からボーナスを与えてくれたと思う。調和伝統でさらに寿命を20年挙げたおかげで、最初の皇帝が死んだのは100年たってからだった。その頃まで高スキルの人材が活躍してくれれば、あとはだいたいなんとかなるだろう。

ただし、この特性を選ぶときは、市民権の調整をしておいた方がいい。自種族が一番リーダー向きなので、他の種族はリーダーを輩出しないようにしておくべきだった。受容主義でもそれは問題ない。

気づいたときには無数の種族が入り込んでいたので、変更がめんどくさいのでそのままにしておいたが。




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