2023年7月7日金曜日

ウィザードリィの編成について

 

久ぶりにウィザードリィをやりたくなったので、五つの試練を買ってみた。シナリオ5本がセットになっているうえ、ユーザーシナリオをダウンロードして遊べるということで、これからはもうウィザードリィを買わずに済むだろう。

さて、ウィザードリィをプレイするうえで悩ましいのがパーティ編成だ。どういう編成がいいのかは誰しもが悩むところだと思う。

特に、全滅してもリセットしないノーリセットプレイの場合には、よく考えて編成しないと大変なことになる。

というわけで今回は、ウィザードリィの編成について語ってみる。


救助班は必須

ノーリセットプレイの場合、どうしても救助班が必要になる。探索PTが全滅したとき、もしくは全滅が避けられない状態になったとき、回収しに行くPTのことだ。

救助班はレベルが低くなりがちだ。メインPTは探索PTになるので、救助班のレベル上げは退屈で、あまり熱心に育てる気にならないのが人情というものだろう。

しかしながら、探索PTが活動する階層までたどり着き、生きて帰ってこられるくらいには育てておかなければ意味がない。そのためには、救助班を育成するモチベーションを確保する事も必要となる。

そこで出てくる考え方が、11人編成だ。

メインの探索PT6人と、救助用の5PTを別々に編成するのではなく、11人全体を一つの部隊として考える方法がある。

今回はメインの探索PT

侍・戦士・僧侶・盗賊・ビショップ・魔法使い

で構成することにした。これは奇しくも、最初から酒場に登録されているデフォルトメンバーと一致する。なかなか分かってる人がゲームを作っているのかもしれない。

救助班には盗賊とビショップは必要ない。回収作業中は宝箱をあけてはいけないし、宝箱をあけないなら鑑定も必要ない。高レベルのビショップは魔法をたくさん使えるが、その特徴は長期戦でこそ力が発揮できる。

回収班は短期決戦を意識すべきなのだから、ビショップはお呼びではない。

ということで、回収班の編成はこうなる。

戦士・戦士・僧侶・魔法使い・魔法使い

僧侶を二人にする考え方もあるが、それも長期戦を意識している。魔法使い二人で火力をぶっ放して、戦闘をさっさと終わらせる方が合理的だろう。

というわけで普段の探索中は、戦士・僧侶・魔法使いを入れ替えながらプレイすることになる。常に同じ編成で探索するが、定期的に同じクラス同士でつれていくキャラクターを入れ替えるということだ。

こうすることで、退屈な救助班の育成という作業を省略することができる。

ただし、入れ替えキャラクターたちの経験値は分散するため、レベルの上りは遅くなる。

が、侍やビショップという成長の遅いクラスはずっと参加しているためレベルが上がりやすくなり、成長の早いクラスと遅いクラスのレベル差が縮まるという利点もある。

ただ、盗賊だけはもともとレベルの上りが早いのに加えて、交代もしないので突き抜けて成長することになる・・・ように思えるが、ここも工夫が必要と判断した。


3PT構成

探索PTと救助PTという2PT構成で考えてきたが、3PT構成のほうがいいように思えてきた。

というのは、どうしても宝箱の罠の解除に失敗する。罠の調査に成功していたとしても、解除に失敗する。

盗賊がスペルブラスターだと判断するから、スペルブラスターを解除しようとすると、スペルブラスターが発動するということが結構ある。

これはもうどうにもならない。この可能性を回避するためには、宝箱をあけないという選択肢しかなさそうだ。

だが、それではゲームにならない。そんなウィザードリィはやりたくない。

ではどうしたらいいか?

そこで至った結論が、「探索PTは宝箱をあけない」だ。

探索PTはゲームを進行させる役割を担う。未知の領域に進んだり、イベントをこなしたり、ゲームをクリアするために前進するのが探索PTの仕事と考える。

今までは、レベル上げやアイテム稼ぎも探索PTで行ってきたが、ここを分離する。一定のエリアで繰り返し戦闘を行い、経験値やアイテムを稼ぐPTは出稼ぎPTの役目とする。

こう考えると、探索PTには盗賊は必要がない。探索中は宝箱をあけないので、罠に引っかかることもない。ついでにビショップも必要なくなるような気もするが、探索PTには継戦能力が必要なので、ビショップは参加させることにする。ウィザードアイがたくさん使えるのは心強い。

するとPT編成はこうなる。

探索PT

侍・戦士・戦士・僧侶・ビショップ・魔法使い

出稼ぎPT

侍・戦士・僧侶・盗賊・ビショップ・魔法使い

探索PTは前衛が3人とも戦士系になるので、大分引き締まるのが分かるだろう。

問題は、救助PTの戦士が一人足りなくなることだ。

探索PTが全滅した場合、救助PTに残っているのは

戦士・僧侶・盗賊・魔法使い・魔法使い

5人だ。

しかし、救助PTに盗賊が必要になるわけがない。どう考えても、盗賊より戦士を入れるべきだろう。

というわけで、戦士をもう一人用意する必要が出てくる。

そのため、最終的には12人編成の部隊ということになる。

経験値がさらに分散してしまうことにはなるが、回収班を機能させるためには仕方がないことだ。回収班を育成せずにウィザードリィをやるには、リセットを解禁するしかない。ノーリセットで進める以上は、このくらいの非効率化は我慢するしかない。

また、この構想では盗賊の獲得経験値が減少するので、一人だけ突出して成長する無駄さを軽減することができる。

盗賊のレベルを上げれば、罠の解除成功率が100%になるというのなら、2PT構成でかまわないとは思うんだが・・・どうせ95%までしか上がらないでしょ? どうせD20で判定してるんでしょ? それなら3PTにしないとどこかで事故が起きると思う。


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