2018年10月15日月曜日

Hearts of Iron 4 バージョン1.5.4。ベリーハード、ドイツ戦略・改


以前、1.5.1時代にドイツ戦略を書いた。しかし、いつの間にかバージョンが1.5.4までなっていて、だいぶイギリスが強化されたようだった。

難易度ノーマルであれば以前の戦略でも同じようにイギリスを攻略できたのだが、ベリーハードにしてしまうと、どうにもドーバーが渡れない。そこで試行錯誤してやっと連合国とソ連を下すことが出来たので、改良版の戦略を書いておこう。

なお、基本的には前回と似ているので、1.5.1ドイツ戦略(1)1.5.1ドイツ戦略(2)にも目を通しておいて欲しい。

なお、現在もDLCはなにも入れてない。

とにかくアシカ作戦に重点を置く


フランスまでは前回と同じやり方でまったく問題ない。しかし、それだとイギリスに攻め込むことが出来なかった。どうしても艦隊決戦に勝つことができない。100隻の艦隊を擁し、結構ドクトリンが進んでいてもだめだった。

原因は制空権がないこと。敵の航空機が多すぎて、空から横槍を入れられてしまうために負けるのだと思う。だから、何が何でもドーバーの制空権を取らねばならない。そのために必要なのは戦闘機。よって、陸上戦力を弱体化させてでも戦闘機をそろえることになる。

前回は1938年の始めに三号戦車が完成したら、まず戦車隊の生産に40くらいの工場を割り当てた。これで4,5ラインの戦車を生産できるようになるからだ。だが、それでは戦闘機が足りないので、今回は戦車には20工場だけを割り当てることにした。これでも3ラインくらいなら作れる。自走砲は作らない。

ポーランドとの開戦は39年の6月だが、その頃には2周するので6個師団の中戦車隊が用意できる。フランスくらいはこれで十分なので問題ない。ソ連と戦うのは41年だから、それまでにまた増やせばいい。

内政計画


前回は貿易制度を変更しなかったが、今回は最初にラインラントをとり次第自由貿易に変えることにした。次にシャハト先生。ボルマンはそれからになる。

自由貿易にすることで造船所の生産量も上がるので、造船所建設は37年の8月からにする。それまではずっと民需工場を作り続ける。造船所を15作ったら軍需工場を建て始める。

歩兵は基本的に6ライン。産業技術を手に入れるたびに歩兵装備などの生産量が上がり、生産ラインを増やすことができるようになるが、増やさない。増やせるようになるたびに工場を戦闘機に割り当てるようにする。

ただし、6ラインだけだとズデーテンラントのときだっただろうか、1部隊分保有戦力が足りないことがあったので、そのときだけ1ライン追加した。

これで少しずつではあるが戦闘機の数を増やすことができるようになるが、副作用がある。戦闘機の必要資源が重いため、歩兵を作るよりも輸入が増えてしまう。結果的に軍需工場の建造数が減ることになり、39年過ぎまでに用意できたのは90だった。

ラインラントから四カ年計画に入り、研究枠追加、陸軍改革*2、アンシュルスという流れは一緒だが、そこからライヒスアウトバーンに入り、ドイツ戦争経済に進む。これで戦争経済に移行する。自由貿易を取る分政治力が辛くなるのを、これで軽減する。

工場は戦車が20、戦闘機40、攻撃機15くらいだっただろうか。SSを残していないので記憶頼りだが、たぶんそのくらいだったと思う。ポーランドと開戦する時点では戦闘機の保有量が1700程度、日産4くらいあったはず。

これだけあればドーバーの制空権を奪い、艦隊決戦に勝利することができる。

ただし、海軍ドクトリンはかなり進めておいた。艦隊保全主義の、洋上要塞と船団護衛をとってあった。その分陸軍ドクトリンを進めておらず、ポーランド戦開始時点では機甲先鋒までしか取ってなかった。が、ソ連を相手にするまではそれで問題ない。

スペイン内戦


意外と重要だと感じたのがスペイン内戦だった。いままではめんどくさいけど国粋派を勝たせるには手伝ってやらなきゃいけないしな・・・くらいに思っていた。

が、初期配備の戦闘機と爆撃機をレンドリースするのはとても重要らしい。これのおかげでBF109の改良が進み、エンジンを最高ランクまで強化することが出来た。後の空戦に小さくない影響を与えただろう。

また、前回は軽戦車の補給のために、1個師団を解体していた。が、戦闘力を期待しない使い方も出来るので、今回は解体せずに残しておいた。

大して役に立たなかったので、解体してもかまわないかもしれない。

イギリス戦


39年中にフランスを落とし、以降1500ほどの戦闘機をドーバーに飛ばし、攻撃機には対艦攻撃をさせておく。潜水艦に船団護衛を命じてドーバー海峡をうろつかせておけば、排除しに来た艦隊を攻撃できるはずだ。

私は失敗して潜水艦を全滅させてしまったが、注意深く操作すれば囮作戦を続けてくれるだろう。

相手も2000機近い戦闘機と、1500機近い爆撃機、1500機近い攻撃機を持ち出すだろうが、撃墜比率の違いから、いずれは敵の航空戦力が衰えていく。制空権を握り海軍ドクトリンが揃ったら、レーダーを海軍司令官に任じて主力艦隊を出動させる。

たぶん、勝てるはずだ。ただ、かなりぎりぎりの戦いになるかもしれないので、もうすこし敵が減るのを待ってもいい。

艦隊決戦に勝ったらブリテン島の右下の港の両脇に5個師団ずつの歩兵を送り込む。片方は細くされて上陸できないが、もう片方が上陸すればいい。すぐさま港を落とし、戦車を10個師団送り込めば勝ち。

ソ連戦


やることは前回と一緒。41年6月に開戦したら、1年間、ただひたすらに防戦を続ける。すると敵の人的資源がそこをつく。

私が開戦時に用意した戦力は150の歩兵と、25の戦車。そのうち歩兵50師団は要らなくなった騎兵を変更したもの。

このくらいあれば、かなりたいへんな戦いではあるが、支えきることが出来る。

42年の6月から攻撃を開始し、突出部で70個ほどの師団を殲滅したところでゲームセット。自陣営各国に参戦要請を飛ばし、さらに2,3回包囲殲滅を決めたら、東に向かって攻勢線を引いて、ただ眺めていれば終わる。

43年の2月にソ連は降伏し、そこで私のプレイは終了した。アメリカはめんどくさいからやる気がしないのはいつものこと。



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