2017年11月7日火曜日

DOTA2、低レート向けサポートヒーローの選び方

私のDOTA2レートは1100だから、かなりの初心者だ。相当へたくそな部類と言っていいだろう。が、このくらいのレートの人というのはかなり多い。きっと、私と同レベルの人もたくさんいるだろう。

そういう人たち向けに、勝ちやすいサポートヒーローの傾向について語ってみたい。どうしてそれで勝てるのかとか、どういうのが向いてるのかとかは、DOTAのうまさとは無関係なので、私が語っても問題ないだろう。

とりあえず私の戦績から


さて、私の経験を通して、低レートで活躍できるサポートヒーローを紹介する以上、私の戦績をかいておいた方がいいだろう。

私の試合数は215。総合勝率は55.3%。サポートヒーローだけを抜き出した戦績は以下の通り。

DarkWillow 10敗 100%
TreantProtector 124敗 75%
CrystalMaiden 2111敗 65.6%
Lich 5541敗 57.3%
Zeus 1713敗 56.7%
Lion 11敗 50%
OgreMagi 23敗 40%
Oracle 47敗 36.4%
WitchDoctor 02敗 0%
Undying 01敗 0%
Silencer 01敗 0%

と、このようになっている。

さて、この戦績と、私の経験から低レート向けのサポートヒーローについて書いていくわけだが、DarkWillowについては考慮から外すものとする。

1戦しかしてないのと、全然動かし方が分からなく、ぐちゃぐちゃだったけど味方が頑張ってくれただけなので。

またZeusもあまり考えないことにする。Zeusはサポートヒーローとして選択しているわけではなく、Midに行くつもりが、他の人に取られたのでサポートに回ることが多い。

なお、復帰してから一度もランクマッチをやってないが、そんなにレベルが変わるようには思えないので、ランクマッチでは通用しないということはないと思う。多分。

一人で戦えるのが望ましい


低レートではみんなでキャリーばかり選ぶので、サポートの出番は多い。ワードは全部自分で買わなきゃいけないし、「ワードが必要」連呼も耐えなければならない。

それでも、5キャリーよりは遙かにマシなので、自分がサポートをするのはいい判断だと思うが、自分一人で戦えないのは低レートには向かないと思う。

心当たりがたくさんあると思うが、「何でみんなばらばらに動いて各個撃破されるんだろう」という場面が多い。低レートでは集団戦らしい集団戦は、あまり発生しない。

ひき殺すかひき殺されるか。

あるいは、二人が襲われてるうちに駆けつけた味方が、スキルを打ち終わってCD中の敵を襲って仇を討つか。

そういう、逐次投入の戦いが多いはずだ。

OgreMagiなどは、サポートヒーローとしては優秀なはずだが、自分一人の戦闘力はなきに等しい。序盤からAghanim's Scepterを目指すとか、サポートオンリーの動きをしないなら別かも知れないが、ワード買いまくってたらそうもいかない。

OracleUltが味方頼みなので、自分一人で戦うのは辛いものがある。Silencerもサイレンスを二人にかけるだけでは事態が解決しないことが多い。

このような、味方に依存するサポートヒーローは低レート帯にはあまり向いていないように感じた。

むしろ、LichLionCrystalMaidenなどのような、自分一人でもダメージを与えて敵を倒せるようなヒーローが望ましい。味方と力を合わせるのは必要だが、味方がいないとどうにもならないのは辛いものがある。

優秀なグローバルスキルが強い


私の戦績を見ると、TreantProtectorCrystalMaidenが飛び抜けている。Lichも悪くはないが、なんか扱いづらいと感じることもある。

この二人とそれ以外を比較したときに、何が違うのかと考えた。そして思ったのが、グローバルスキルの強さなのではないかと。

LionWitchDoctorも悪いヒーローだとは感じなかったが、いまいちうまく戦えなかった。スキルは強い。動きはCrystalMaidenとそれほど変えていない。でも、まったく勝ちが見えない。

おそらくは一人で戦えるヒーローが望ましいのと同じ理由で、優秀なグローバルスキルが役に立つのだろう。みんながばらばらに動いて、統一性がなく、次に何をしたいのかが分からない。その状態では足並みを合わせるのはとても難しい。

ところが、グローバルスキルならば味方がどこにいても手助けができる。どれだけばらばらに動いていても、常に私は味方を少しだけ補強してあげることができる。

これがこの二人のヒーローの成績がいい理由なのではないか。特徴的なのは、TreantProtectorは逆転勝ちが多い。序盤押されてキルに10ほどの差がついて、あぁもうこれ勝ち目ないなとあきらめてるのに、なぜか挽回できる。

相手もこちらと同レベルなのだから、やはり単独行動が多い。それと遭遇した味方にLivingArmorをかけるだけでも、かなりな程度に勝率が上がり、生還率は飛躍的に上昇する。そうして、少しずつポイントを取り返していくうちに、いつの間にか逆転できる。

またCrystalMaidenTreantProtectorはいずれも強力なUltを持っている。うまくはまれば、それだけで集団戦で勝ちが決まるような、範囲型のUltだ。

Silencerも優秀なグローバルスキルを持っているが、あれはUltだから使いどころを選び、いつでも手助けできるとは言えない。

いつでも味方を助けることができ、決戦でも有効なUltを持つサポートヒーローが、低レート向けのサポートヒーローだと思う。

もちろんサンプルが少ないし、経験則なのであまり正確な指標ではない。が、理屈の上では、確かにそういうヒーローが適していても不思議はないなと思える。

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