2018年3月1日木曜日

ステラリス2.0。結晶鍛造装甲の罠


あ、えっと、ステラリスの記事ばっかで悪いんだけど、もうちょっと書くことがあるんだ。特性の話とかも書きたいし。面白くてさ、毎日やってるから、ついいろいろ書きたくなるんだよ。ほら、時間なら腐ってるし。

さて、今回は防御パーツの一つである、結晶鍛造装甲について。スペック的には相当強そうで、しかも序盤に取れる。これさえあればシールドも装甲もいらないんじゃないかと思ったけど、全然そんなことがなかったという話。

結晶鍛造装甲の船体値ボーナスは、他を圧倒するが・・・


序盤にマップを探索していると遭遇する敵のデブリから、結晶鍛造装甲は研究できる。Lサイズだと船体値が1150も上昇する優れもの。最高ランクの装甲やシールドよりもだいぶ上昇値が高いので、最強の防御パーツにも見える。

しかし、実はこれはあまり意味がない。ステラリス2.0の仕様変更は多岐にわたっており、自動撤退もその一つだ。

船体値が50%を割った艦船は、自動的に緊急FTLを実施して先に撤退してしまう。ということは、船体値が1150上昇したとしても、戦闘中に耐えることができるダメージは半分の575だけということになる。

これでは3レベルの装甲と大差がない。3レベル装甲でも525上昇する。

では、序盤ならば鍛造装甲も強いのか?


じゃあ、3レベル装甲の代わりに使うならどうか? それよりは少し頑丈になるのだから、その時期までなら使い物になるのではないか。

確かに、序盤ならばそれでも強いかも知れない。他の防御パーツよりも、圧倒的に上昇値は高いので、撃破されにくくなるのは間違いない。緊急FTLした船は生きて帰ってきてくれるのだから。

しかし、戦闘力という点ではどの程度役に立つかは分からない。

というのも、今のバージョンでは、船体にダメージを受けた船は、戦闘力が低下していく。その減少割合がどの程度かは分からないが、ダメージを受けるほど攻撃力が落ちるのは間違いない。

鍛造装甲で船体値が上がるとはいえ、その分装甲やシールドを上げられなくなり、船体値にダメージを負いやすくなる。ということは、戦闘力が落ちやすいということだ。

結局のところ、敵の攻撃によってこちらの攻撃力が落とされてしまうため、敵を撃破するのが遅くなり、余計なダメージをもらうことになり、戦いは全く有利にならない。

攻撃は最大の防御なり。敵を撃破すれば、そいつはもう攻撃してこない。防御力を上げる代わりに攻撃力を下げるというのは、結局防御力も落としていることになる。

では、鍛造装甲には使い道がないのか?


普通にプレイする上では、多分役立たずではないだろうか。実際に使ってみて、なんか弱いなー、何でかなーと悩み、仕様を調べて合点がいった私としては、これが日の目を見ることがあるとは思わない。

が、なんの取り柄もないかといえば、それは違うかも知れない。緊急FTLをせずにいられるのは上昇値の半分までだが、FTLしてもいいなら話は別だ。

戦闘開始からしばらくの間は緊急FTLが発動しないと思うが、その期間を過ぎ次第、中破した船が勝手に逃げてくれる。それを前提とした一撃離脱戦法をとるのなら、鍛造装甲もありかも知れない。

高難易度プレイとかで、勝つことはできないけど、相手の厭戦値を引き上げて白紙和平を狙うつもりなら、ゲリラ戦に使える可能性はある。

経戦能力は低いが、生存能力は高いのだから。

ちょうど戦争ドクトリンにも、一撃離脱用のドクトリンがあることだし、いつか機会があったら試すかも。もっと手っ取り早く、普通に勝ちたいけど。




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